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信じることの大事さ |
人を信じるって難しい。 長くいればいるほど紆余曲折があるわけで、信じる理由も信じない理由も増えていくから。
昔はつーかーの仲でも、時間が経つと少しずつずれていく。 その中でなんとなく、なんとなくな距離感をつかんでいく。 信じすぎず、疑いすぎない距離感を。
幸い自分は家族に恵まれている。 やや頼りないがまじめな兄、よく怒るがやさしい母、ややいい加減だが威厳のある父、死ぬ死ぬ言いながらまだまだ元気な祖父、いつもニコニコしている祖母。 生まれたときから信じている状態が当たり前すぎて、信じるとか疑うなんていう次元にいない。
そう考えると血のつながりではなく、人を信じる、一生を共にするということは何だかすごく大変に思える。父や母もそんなことを考えたんだろうか、わからない。 ただ自分に足りないのは「心で一歩近づく」ということなんだと思う。 それはひとつひとつ、自分の鎧を外していく事に変わりなくて、傷つくことを知った心は拒絶反応を起こしてしまう。
でも、傷つくことを知っているから、人が傷つくのは見ていられない。自分が傷つく以上に辛いと感じることもある。 自分が鎧を着続けることで傷つく人もいることを今日知った。 手を伸ばした相手が仏頂面で鎧を着ていたらきっと悲しい。 大阪社会人編の第5章も心境的な意味でそろそろ終幕。きっと近い未来、新しい章が少しずつ見え始める気がする。
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